2025/09/02
『AI教養で差をつける:ビジネスパーソン必読の基礎知識 2025秋版』を出版しました。

株式会社Grune AI Technologiesは弊社代表の山下敏義が執筆した「CEO AI Blog」を再編し、書籍『AI教養で差をつける:ビジネスパーソン必読の基礎知識 2025秋版』を出版いたしました。
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AIのコンサル・開発に携わっている中で、ChatGPTをはじめとするここ2〜3年の急速な進化によって、AIの重要性に気づくビジネスパーソンが一気に増えてきました。もはやAIは一部の専門家だけの話題ではなく、電気やガスのように社会を支えるインフラへと変貌しつつあります。
一方で、「期待したほどの成果が出ない」「どう活用すればよいかわからない」といった声をいただくことも少なくありません。実際、日々のコンサルティング業務や日常の会話の中でも同じような質問をいただき、AIへの理解不足が障害の一つになっている現実を感じてきました。
そうした経験を通じて、お客さまに個別に説明してきた内容をまとめて、多くの方に広く届けたほうがよいのではないか——それが本書執筆の大きな動機となりました。AIの仕組みを正しく理解することで、現在そして将来にわたってAIが「できること」と「できないこと」を見極められるようになります。難解な技術書ではなく、日常的な話題や実例も交えながら、一般のビジネスパーソンが読んで理解できるように構成しています。
内容
- AIとビジネス戦略
- AIを使えない人=ダメなマネージャー
- 24時間365日のAIテレアポに漂うディストピア感
- 議事録AIと固有名詞の戦い:「やましたとしちか」問題
- 「AIはツールだから心配ない」と言う経営陣は頭の中がお花畑か嘘を言っている
- AIはインフラになる
- AI実装における少子高齢化の絶好機
- ローカルAIが変える未来: ChatGPTやClaudeを使っているだけでは時代に乗り遅れる
- OpenAIが“gpt-oss”を無料公開──なぜ今、企業が「自社専用のGPT」を持つメリット
- AIと技術の進化・未来予測
- LLMの秘密:「次の言葉を予測するだけ」で人間のように振る舞う技術
- 50万行→500行の衝撃:プログラマーが『コードを書かない』時代が始まった
- 止まったエスカレーターが教えてくれる、AIと脳の意外な共通点
- AIロボットが動画を見て進化する時代:AIも人間も学び方が変わらなくなってきた
- 自己改善するAIがコードを書く時代へ:汎用人工知能への最短ルート
- AI同士が秘密の暗号で”性格”を受け渡す時代:Anthropicが明かした「サブリミナル学習」
- SEO対策は無駄に?GAIO/LLMOの対策が必要?ただ最後はどうなるのか
- イーロン・マスク第一弾 - テスラの自動運転戦略:ウェイモとの決定的な違いとLiDAR不要論
- イーロン・マスク第二弾 - 映像で学ぶロボット「オプティマス」が加速する進化の未来
- イーロン・マスク第三弾 - ニューラルリンクによるAIと人類の共進化ロードマップ
- LLMを変えた分岐点:「Attention Is All You Need」とTransformerの前後比較
- ハルシネーションは敵か味方か - 創造性を加速するAIの取扱説明書
- AIと人間の社会・生活
- AIで人は死ななくなるのか
- 運転が禁止される日は来るのか?:自家用車の稼働率はわずか5% | 自動運転車が走る都市
- 「なんで?」に無限に答えるAIと育つ子どもたち
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