豊富な人材: 世界第4位の人口


2020年インドネシアの人口は世界第4位で2億6700万人おり、今後も増え続け、2030年には2億9600万人になる見込みです。オフショアで有名なベトナムの人口は9554万人であり、インドネシアではベトナムの約3倍の人口を有しているため、世界的なITの人材不足が見込まれる中、長期的な技術者の安定供給を期待することができます。

インドネシア人口推移

Graphic People
Graphic People

若い年齢層、平均年齢29歳


日本の平均年齢は48.4歳と世界で最も高い一方、インドネシアは平均年齢29歳と非常に若い年齢分布となっています。また、インドネシアにおける生産年齢人口(15~64歳)は1億7500万人おり、人口全体の64%を占めています。

インドネシアの人口ピラミッド

Graphic People
Graphic People

出典:インドネシア統計局(BPS)、「Statistik Indonesia/Statistical Yearbook of Indonesia 2018」より弊社作成

日本の人口ピラミッド

Graphic People
Graphic People

出典:総務省統計局HPより弊社作成(閲覧日:2019年7月29日)

ベトナムよりコストパフォーマンスの
高い開発力


Development Ability

2000年前半、インドや中国の開発単価が上がったことにより、多くの企業がベトナムへと開発拠点を移しました。そして国策としてもIT関連の海外投資を積極的に誘致した結果、世界の大手IT企業グループの投資等により世界有数のオフショア拠点となりました。しかしその弊害として、人口9554万人のベトナムでは人材の引き抜き合いが加速し、エンジニア単価が高騰しました。一方、2億6700万人の人口を擁するインドネシアではまだまだ優秀なIT人材が豊富におり、エンジニア単価の高騰はおきておらず、コストパフォーマンスの高い開発を実現できます。

高い言語コミュニケーション能力


Communication Ability

インドネシアは1万4000を超える島々で構成され、300を超える民族がある多民族国家です。地方語は500以上あり、インドネシア人は公用語とされるインドネシア語と地方語の両方を話します。そのため、英語をはじめとする語学習得能力および他の文化の人々とのコミュニケーション能力が非常に高く、英語を話すエンジニアが多いという特徴があります。

世界でも有数の親日国家


Cooperation Team

インドネシアは世界でも有数の親日国家です。インドネシアは第二次世界大戦後、オランダとの独立戦争が勃発しました。このとき元日本軍の3000人がインドネシアとともに戦い、多大な犠牲を出しながらオランダ軍を排除し、独立への手助けをしました。このような歴史的背景も、現在の親日国家となった要因の一つと言われています。また、若い世代にはアニメ、JKT48(AKBのインドネシアの姉妹グループ)の影響も非常に強く、多くの若者が日本語を勉強したり、日本企業で働きたいと考えています。